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言葉で導くのは難しい

先日、自分の住まう自治体のキャッチコピーに応募しようとして、陳腐なアイデアしか浮かばず、一人で勝手に挫折感を味わう、という一人遊びをしていたのですが。

このところの世の中の出来事とか、いただいたお話の中で、
「言葉で人を導いていく」
ということの難しさを想像しています。

世の中に向けて発信するとき、話し手の表情や感情と一緒に伝えられれば言外のニュアンスもある程度伝わると思うのだけど、書かれた文章だけを与えられると、そこから書き手の想いを逆算しようとして、色んなことを想像してしまう。

シンプルに、分かりやすく。

分かっちゃいるけど、これほど難しいことはないって苦しいくらい痛感しているし、それができないならあえてノイズとなるような漢字や言い回しを混ぜ込んでアテンションを仕込んでおくなど、テクニカルな手法を使ってでもなんとかして腹オチさせたい、って気持ちもわかる。これまで自分が手掛けた「原稿の代筆」でも、意図を盛り込もうとしすぎてかえってわからなくなったり、普通に読んでいるだけでは汲み取れない、ってことを経験しているから、シンプルにそぎ落とすのではなくて、丁寧に説明したほうがよっぽど分かりやすいときもある、って側面だって理解してるつもり。色んな意味をひとつの言葉に持たせようとして、結局ほとんど理解されていなかった、ってこともあったっけ(反省)。

だからこそ個人的には、社会に向けて発信する言葉は、ヘンにこね回さずに、素直に表現した方が良いのでは?って思ってしまう。
組織のリーダーとか公的機関って、いろんな生活環境や背景を持った人たちを動かさないといけないから、余計に万人に対する分かりやすさが必要でしょう、って。

…って、こんなふうにわかったふりしているけど、この文章なんて、さっきの「分かりやすく」っていうポイントには程遠いし、オマエガイウナって怒られてしまいそうだし、だからこそ深く自省しているわけなんですけどね。理想と現実のギャップは大きいです。頑張ります。